不満だらけの常駐から抜け出そう!
はじめに、当サイトについての概要を簡単にご紹介します。私は、現在フリーランスのシステムエンジニアとして仕事をしていますが、もともとは客先常駐の会社員でした。学生時代に就職活動をしていた時は、会社に入ればそこで毎日仕事をすることを当たり前に想像していたので、入社早々に客先常駐になってしまうとは夢にも思っていませんでした。今となってみれば、IT業界で客先常駐として働くことは決して珍しいことではなく、業界の事情について自分が無知だったことがよくわかりますが、当時は右も左もわからず、システムエンジニアとしてのスキルもほとんどないままに1人客先で仕事をするのは、とても心細くて辛い毎日でした。
大学を卒業したばかりの新人が、経験ゼロのまま客先に1人でいるだけでも不安と緊張の連続ですが、常駐先の企業にとってはベテランも新人も同じことで、仕事は容赦なくどんどん任されるので、不安はさらに倍増しつつも必死で仕事をするしかない状況でした。不備やミスで叱られることもしょっちゅうで、落ち込むことも数多くありました。正社員として企業に入社したはずなのに、やっていることは派遣社員そのものであるということがいつも頭をよぎり、このままでいいのだろうかと疑問に思いつつも、2社目、3社目と企業を渡り歩いていきました。さすがに3社目ぐらいになると多少安定感も出てきたため、少し落ち着いて仕事に取り組む余裕もありましたが、この先ずっとこの生活ではいけないと考えるようになりました。
はじめは転職の方向でいろいろと探りながら日々の仕事をしていましたが、探せば探すほどその時の現状と同じく客先常駐の会社がIT業界には多いことがわかってきました。そうであれば転職をしても現状と全く変わらず、会社から会社へと職場を転々とすることになってしまうため、転職の意味もメリットも全くありません。
そんな時にフリーランスのシステムエンジニアという道があるということに気づきました。フリーランスになるとどんな仕事をするのも自分の自由で、場合によっては時間や場所も選ばずに仕事ができるという大きな魅力があり、フリーランス向けの仕事もかなり多いことがわかりました。調べていくと、自分がそれまでやっていた客先常駐というスタイルでの働き方も多く、報酬もびっくりするほど高額のものもありました。そこで初めて自分を客先に派遣しているだけの会社がどれだけ多くの利益を得ていたのかも知って、ショックすら感じたほどでした。同じ仕事でもこれだけ稼ぐことができるなら、フリーランスとして働いた方が断然いいと思い、決断をした次第でした。
当サイトでは私の経験などに基づいて、客先常駐から抜け出したいシステムエンジニアに役立つ情報を発信していきます。
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自分の時間を自由に操りながら、やりたい仕事を手掛けて収入も大幅に増えるというのであれば、誰でもフリーランスをやりたいと思うのではないでしょうか。手に職のあるシステムエンジニアであればその生活を手に入れることができます。客先常駐という働き方は、キャリアの通過点として見れば悪いことばかりではありませんが、キャリアアップどころか続けていくことすら困難になることもあるため、将来についてよく考えておく必要があります。詳しくはこちら
システムエンジニアとしての将来性という観点で客先常駐という働き方を考えてみると、デメリットばかりが目立ってしまいます。しかし、その後転職を考えているのであれば、客先常駐もいい経験として見ることができるでしょう。何よりも、いくつもの企業の現場を見て実際に働くことができる環境は、客先常駐だからできるものでもあります。後は転職のタイミングが遅くなり過ぎてしまわないよう、抜け出すチャンスを見逃さないことです。詳しくはこちら
客先常駐として働く最大のメリットとも言えるのが、システムエンジニアとしての経験値が上がるという点です。契約期間が終了しては次の職場に移るという生活は負担が少なくありませんが、新しい環境でプロジェクトを手掛けることができるのは、上昇志向のある人にとっては魅力でもあります。地道に経験を重ねていけばその先のキャリアにも大いに役立つので、デメリットばかりにとらわれず、仕事に対して積極的な見方をすることも大切です。詳しくはこちら