フリーランスを目指すエンジニアがやるべきこと

不満だらけの常駐から抜け出そう!

フリーランスになる前にやるべき準備とは?

フリーランスになる前にやるべき準備とは?
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公的な手続きを忘れずに

フリーランスエンジニアとして独立を目指す方のなかには、今後の収入が不安だという人も多いはずです。そんな方こそ、次のような公的手続きをしっかり行ないましょう。
会社を退職すると、それまで加入していた社会保険や厚生年金から外れることになります。その場合、14日以内に市区町村役場にて、国民健康保険と国民年金への加入手続きをしなければなりません。国民健康保険の手続きを怠ると、いざ病気やケガで医療機関を受診する際に、全額自己負担になるので注意してください。
収入が少なくなり保険料や年金を納めるのが厳しくなった場合でも、加入手続きをしていれば、減免等の申請が可能です。しかし、加入しないままでいると未納扱いになり、後々保険料や年金の追加支払いを請求されるでしょう。社会人として健やかな生活を営むためにも、早めの手続きが大切です。
また、税務署への開業届と都道府県税事務所への個人事業開始申告書の提出も必要です。未提出でも罰則はありませんが、届け出をすることで、事業に要する費用を経費として青色申告できます。節税にもなるので、念頭においておきましょう。

会社員時代にやっておきたいこと

会社員のときにぜひやっておきたいのが、クレジットカードの作成です。クレジットカードは通帳に決済履歴が残るので、確定申告に必要なレシートの保管が不要です。また、会計ソフトの中には、クレジットカードと連携することで、決済の内容をそのまま記帳できるサービスもあります。
そこで注意したいのが、クレジットカードの作成に伴う審査には、社会的信用を要するケースが多いということです。ほかには、不動産の賃貸契約等も同様に社会的信用を求められます。このようなことを鑑みると、カードの作成や不動産契約は会社員時代に済ませておくほうが賢明でしょう。

スキルの棚卸しで自己PR(ポートフォリオやWebサイトの作成、SNS発信など)

フリーランスエンジニアとして活躍したい方は、自分のスキルや知識を外部へアピールできるよう、下準備をしっかりと行いましょう。たとえば、自分のスキルや実績が一目でわかるポートフォリオ・Webサイトの作成、案件獲得に繋がるクラウドソーシングサイトへの登録、情報収集や人脈づくりができる交流会への参加などがあげられます。
スキルがあっても案件を獲得できないと、当然収入は得られません。それを避けるためには、クライアントが「この人に任せたい」と思うような自己アピールが必要なのです。まずは、自分のスキルの洗い出しから始めてみましょう。自ずと、自分にできることや挑戦したいことが見えてくるはずです。そのうえで、エージェントへ登録したり人脈を頼ったりすると、効率的に良い案件が得られます。

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