不満だらけの常駐から抜け出そう!
勤務先が自社ではなく他社ばかりの客先常駐には、長い目で見るとデメリットばかりが目立ちますが、メリットももちろんあります。特に、これからシステムエンジニアとして成長していきたい人にとって、客先常駐という経験をしておくのはその後のキャリアに役立つかもしれません。常駐先でどのぐらいの期間働く事になるかはそれぞれの企業との契約によって違いますが、3カ月ぐらいから長いと数年のサイクルで企業を渡り歩くことになります。どのようなプロジェクトに携わることになるのかも行った先の企業によって違うので、必然的に様々な技術に触れる機会が多くなります。必要となる知識について詳しくなければ新たに学びながらの対応になるので、常駐先が変わる機会が多ければ多いほど、技術的な幅を広げていくことができます。
客先常駐として就職をする場合、最初から高度な知識や技術はあまり求められておらず、基本的には現場で仕事をしながら覚えていくというやり方になります。そのため、これからシステムエンジニアとしてさらにキャリアアップしていきたい人にとって、正社員という立場のメリットを享受しながら経験を豊富に重ねていくことができる客先常駐という働き方は、デメリットばかりでもないのです。
プロジェクトのやり方は、企業によってやりやすいこともあればその逆もあるかもしれませんが、それらの経験も全て自分のエンジニアとしてのスタイルに反映させることができるので、自分の技術ややり方に自信を持つことができるようになるでしょう。その点、自社開発や受託開発での仕事は1社の仕事しか経験することができませんから、ある分野に特化した技術を持つことはできるかもしれませんが仕事の幅は狭くなるので、客先常駐で経験を増やしてシステムエンジニアとしてのスキルアップをしていくというのもひとつの方法です。
いくつもの企業で仕事を経験することになる客先常駐は、常駐した企業の数だけ人との出会いのチャンスがあります。契約が切れて職場を去ることになったとしても、そこでつながった人間関係は続けることができるので、人脈が圧倒的に広がりやすくなることは確かです。場合によっては継続的に長く仕事をできるようになる場合もありますし、エンジニアを探している他の企業を紹介してもらえる場合もあります。常駐先に喜ばれるようないい仕事をしたという功績が残せれば、そこから思わぬ人脈につながってキャリアアップのチャンスが訪れるということも少なくありませんから、普段から自分の仕事に対する積極的な姿勢を持つようにして、見られているという意識を保ちましょう。
LINK
自分の時間を自由に操りながら、やりたい仕事を手掛けて収入も大幅に増えるというのであれば、誰でもフリーランスをやりたいと思うのではないでしょうか。手に職のあるシステムエンジニアであればその生活を手に入れることができます。客先常駐という働き方は、キャリアの通過点として見れば悪いことばかりではありませんが、キャリアアップどころか続けていくことすら困難になることもあるため、将来についてよく考えておく必要があります。詳しくはこちら
システムエンジニアとしての将来性という観点で客先常駐という働き方を考えてみると、デメリットばかりが目立ってしまいます。しかし、その後転職を考えているのであれば、客先常駐もいい経験として見ることができるでしょう。何よりも、いくつもの企業の現場を見て実際に働くことができる環境は、客先常駐だからできるものでもあります。後は転職のタイミングが遅くなり過ぎてしまわないよう、抜け出すチャンスを見逃さないことです。詳しくはこちら
客先常駐として働く最大のメリットとも言えるのが、システムエンジニアとしての経験値が上がるという点です。契約期間が終了しては次の職場に移るという生活は負担が少なくありませんが、新しい環境でプロジェクトを手掛けることができるのは、上昇志向のある人にとっては魅力でもあります。地道に経験を重ねていけばその先のキャリアにも大いに役立つので、デメリットばかりにとらわれず、仕事に対して積極的な見方をすることも大切です。詳しくはこちら